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デクスタージャクソン(Dexter Jackson)とは?トレーニング、生い立ちまとめ

この男はどこまで進化し続けるのか。

まさにボディビル界のレジェンドといっても過言ではない男がいます。

 

それがそう、デクスタージャクソン(Dexter Jackson)です。

https://www.feitodeiridium.com.br/wp-content/uploads/2018/02/dexter-jackson01-435x333.jpg

 

今回の記事では気になるデクスタージャクソンについて、トレーニング内容や生い立ちについて、まとめました。

それではいきましょう。

 

 

デクスタージャクソンの基本情報

まずは、デクスタージャクソンの基本情報を下表のとおりまとめました。

体重 93kg-101.2kg
身長 165cm
生年月日 1969年11月25日
国籍 アメリカ合衆国

そこまで身長は高くないとは思っていましたが、165cmとは。

それでも、あの迫力が出るのはやはり圧倒的な筋肉量によるものですよね。

 

アメリカ生まれの、アメリカ人です。

 

デクスタージャクソンの生い立ち

さて、そんなデクスタージャクソンですが、いかにして彼は今の地位まで昇りつめたのでしょうか。

 

デクスタージャクソンの人生を、見ていきましょう。

 

若かりし頃

デクスタージャクソンは1969年11月25日に、アメリカはフロリダにて生まれました。

 

6人兄弟のうちの一人だったデクスタージャクソンですが、兄弟の中でも一番体を動かすことが好きで、様々なスポーツに取り組んでいたようです。

 

中学生の頃から、アメリカンフットボールに本格的に取り組みます。

(なんか海外の有名ビルダーって、学生時代アメフトやってた人多いような)

 

40m走を4.2秒で走り抜ける脅威の俊足の持ち主だったんだとか。

 

それだけではありません。

 

デクスタージャクソンはアメフトに取り組むと同時に、ブレイクダンスを楽しんだり、なんと空手もやっていました。(空手は黒帯4段の実力の持ち主)

デクスタージャクソンの多才な一面が伺えますね。 

 

そんなデクスタージャクソンですので、高校を卒業し、普通に大学に進学するかと思いきやそうともならず。

 

ちょうどこの時、デクスタージャクソンの彼女が妊娠します。

なんて波乱万丈な人生笑。

 

家族を養うために、引っ越しをし、コックとして働くことを決意するのです。

 

ボディビルとの出会い

幼いころから様々なスポーツを行い、才能をいかんなく発揮してきたデクスタージャクソンは、すでに美しい筋肉を持つ見事な肉体でした。

 

それを見た彼の友人が

 

「コンテストに出てみたら?」

 

と提案します。

それが、デクスタージャクソンとボディビルの出会いでした。 

 

デクスタージャクソンは早速、本格的にジムでのトレーニングを始めます。

 

そして減量もしっかり行い、わずか数週間の準備で地元のローカルなコンテストに出場した結果、見事優勝してしまうのです。まだ、デクスタージャクソンが20歳のときのことでした。

 

このコンテストでの優勝が、デクスタージャクソンを目覚めさせます。

「このフィールドで、自分は戦っていける」と。

 

更なる成功を追い求め、デクスタージャクソンはトレーニングに無心で打ち込み始めるのでした。

 

最初の公式大会

ローカルコンテストで勝利を果たし、ボディビルに恋に落ちたデクスタージャクソン。

 

それまで以上に熱心にトレーニングにのめり込み、次第にIFBBのプロボディビルダー(※)を目指すようになります。

 

(※)国際ボディビル連盟が定めるプロのボディビルダー。規定の大会で優勝することでその称号が得られ、様々なメーカーからスポンサーを受けることができたりする。

 

破竹の勢いでローカルショーのタイトルを総ナメにしたあと、初めて公式大会に臨みます。それが1992年のことでした。

 

出場したのは、NPC Southern States Championship。

 

彼はこの大会で、初出場ながら3位という結果を残しました。

すごすぎますね。

 

ただ、プロを目指すデクスタージャクソンにとっては、当然3位という結果は悔しいもので。

 

そこから3年間、「完全な肉体」を目指し、一層壮絶なトレーニングに励んでいくことになります。

 

そしてプロへ

1995年、デクスタージャクソンは戻ってきました。

3年間、ハードワークと驚異的に筋肉ファーストな生活を送り、もう一度ステージに立ったのです。

 

それが、NPC USA Championshipsという大会でした。

 

この大会でデクスタージャクソンはついに、1位の座を勝ち取ります。

 

その後1996年の大会では一度6位に沈みますが、1998年の大会でオーバーオール(※)を制し、優勝。

 

(※)階級別のチャンピオン同士が争う、最後の頂上決戦

 

そのオーバーオール優勝をもって、デクスタージャクソンはついにプロになったのでした。

 

Mr. Olympiaでの戦い

プロとなったデクスタージャクソンはその後様々な大会で結果を出し続けます。

 

しかし一つだけ苦戦し、勝利することがなかなかできないコンテストがありました。

 

それが、Mr. Olympia(※)です。

(※)国際ボディビル連盟によって毎年開催されている大会。プロボディビル界の最高峰とされる。

 

デクスタージャクソンは実に8回もこのタイトルをかけて戦いに臨みましたが、いずれも破れました。

 

彼の前に立ちはだかったのがそう、Jay Cutlerです。

http://workoutinfoguru.com/wp-content/uploads/2013/02/jay-cutler.jpg

(でかい。でかすぎる。)

 

ご存知の方も多いかと思います。

 

しかし2008年、デクスタージャクソンはついにJay Cutlerに勝利します。

 

デクスタージャクソンにとってこのMr. Olympiaでの優勝が、彼のキャリアにおいて最も印象的な出来事であることは間違いありません。

8度も敗れた大会での優勝ですから、その喜びは計り知ることができませんよね。

 

ちなみに、翌年のMr. OlympiaではJay Cutlerが驚異の肉体で見事復活を遂げ、デクスタージャクソンの王座防衛はなりませんでした。

 

その後

デクスタージャクソンはIFBBが主催する公式大会での優勝回数が、最も多いボディービルダーとなります。その数、2016年までになんと28回。

 

これは、本当にすごいことです。

 

46歳になったときのコンテストでも優勝しちゃうなど、年を重ねてもなお、その勢いはとどまることを知りません。

 

引退について問われたときも、デクスタージャクソンはこう答えています。

 

「近い将来、引退することは考えていないよ。まだ、コンテストで戦う計画をしてる」

 

デクスタージャクソンはどこまでいくのでしょうか。

今後の彼の動向に目が離せません。

 

デクスタージャクソンのトレーニング

最後に、デクスタージャクソンのトレーニングについてもご紹介します。 

 

トレーニングの考え方

デクスタージャクソンのトレーニングはシンプル、かつ基本に忠実です。

 

BIG3などのコンパウンド種目→アイソレーション種目と、オーソドックスな方法でトレーニングを行っているようです。

 

ボリュームは、半端じゃありませんが…笑。

 

トレーニングルーチン

具体的には以下の通り。

 

1日目:脚の日
種目 セット数 レップ数
レッグエクステンション 4 20-30
スクワット 4 8-10
ハックスクワット 4 8-10
レッグエクステンション 4 10

 

2日目:胸・ふくらはぎの日
種目 セット数 レップ数
ベンチプレス 4 8-10
インクラインダンベルプレス 4 8-10
ダンベルフライ 4 8-10
スタンディングカーフレイズ 4 8-10
シーテッドカーフレイズ 10

 

3日目:背中の日
種目 セット数 レップ数
ラットプルダウン 4 8-10
Tバーロウ 4 8-10
デッドリフト 4 8-10
ケーブルロウ 4 8-10

 

4日目:肩・脚(太もも)の日
種目 セット数 レップ数
ダンベルプレス 4 8-10
インクラインサイドラテラル 3 8-10
リアデルト 4 10
シーテッドレッグカール 5 10
レッグカール 4 10
レッグデッドリフト 4 10

 

5日目:腕の日
種目 セット数 レップ数
EZバーカール 4 8-10
ハンマーカール 4 8-10
プリッチャーカール 4 8-10
トライセッププッシュダウン 3 8-10
ディップス 3 8-10
ローププッシュダウン 3 8-10

 

6日目:腹・有酸素の日
種目 セット数 レップ数
クランチ 3 50
ニーアップ 3 40
ケーブルクランチ 3 30

 

7日目:オフ

 

ぜひ、参考にしてみてください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

デクスタージャクソンの30年以上に及ぶ競技者人生は、「年齢」はただの言い訳にしかすぎないことの証明とも言えるでしょう。

 

もう若くないから、と高く、大きな目標を諦めてしまってはいませんか?

 

年齢は、ただ数字です。

 

達成したい目標に向かって、ひたすらに努力していきましょう。