美しい力強い筋肉を持ち、時にはフィジーク大会の審査員、時にはアパレルブランドの経営者と多彩な才能をいかんなく発揮している男がいます。
それがそう、
シメオンパンダ(Simeon Panda)です。
キレイな筋肉ですよねー。スタイリッシュ。
今回の記事ではシメオンパンダについて、気になる生い立ちやトレーニング、更にはステロイドユーザーかどうかに関し、まとめました。
それではいきましょう。
シメオンパンダの基本情報
まずは、シメオンパンダの基本的な情報です。
体重 | 102.1kg-106.6kg |
身長 | 185.5cm |
生年月日 | 1986年 |
出身国 | イギリス |
アメリカではなく、イギリスの方なんです。
身長は185.5cm。筋肉の密度がすごいので、そこまで身長が高くないように感じていましたが、とても大きいですね。
シメオンパンダ、トレーニングに目覚める
シメオンパンダがトレーニングを始めたのは、彼が16歳のときでした。
理由は、もっと強く、そして大きくなりたかったからだと言います。
また、シメオンパンダの友人でめちゃくちゃマッチョな人がいたらしく、その友人の影響も大きかったようです。
たしかに、友人であったり、自分の身近な人の影響って、けっこうありますよね。
ある日、シメオンパンダはその友人に聞いたようなんです。
「どうすればそんなでかくなれるんだ?」と。
すると友人は答えました。
「ダンベルを買え。そして家で筋トレしまくれ」と。
なんとシンプルな回答笑。
純粋なシメオンパンダ少年は、すぐにダンベルを買いに行くのでした。
そしてその時から、シメオンパンダは筋トレ、あるいはボディービルディングに目覚めてしまうのです。まさに運命的な出来事でしょう。
当時を振り返り、シメオンパンダはこう語っています。
“I purchased weights that same day, and fell in love with working out. I remember I would get back from college excited to train.”
「友人に言われたその日に、ダンベルを買いに行ったんだ。そして、筋トレに恋に落ちた。トレーニングできることを楽しみに、学校から帰っていたことを覚えているよ」と。
めっちゃハマってますね笑。でも気持ちは分かります。
シンプルに考えると、筋トレはつらいし大変のことなんですが、それでも無性にやりたくなるときがあって、学校や会社からいち早く帰りトレーニングしたいと思わせる魔力があります。
シメオンパンダは当時、冗談抜きで本当に毎日トレーニングに励んでいたようです。
シメオンパンダの兄弟の友人が彼の家にたまに来ていたようなんですが、しばらくぶりに訪れたとき、シメオンパンダの肉体の変貌ぶりに驚き、それが彼のモチベーションのひとつであったとのこと。
意外とかわいいところがありますね笑。
そんな勢いが赴くままにシメオンパンダのトレーニングへの情熱は冷めることがなく、どんどん新しいウェイトも買い足し、扱う重量も重くなっていきました。
同時に、解剖学や筋肉の構造に関する勉強も開始。
みるみるうちにシメオンパンダは大きくなっていくのでした。
そして、2013年にはヨーロッパで開催された大会でも優勝し、ボディビルのプロカードを取得するまでになるのです。
ここまで筋トレに愛情がある人なので、この結果はある意味当然のことなのかもしれません。
シメオンパンダはステロイドを使っているか?
さて、ここまで大きく、発達した筋肉を持つシメオンパンダですが、当然あることが気になってきます。
シメオンパンダが、ステロイドを使っているか否か、ということです。
結論から言うと、シメオンパンダはステロイドを使用していない可能性のほうが高いようです。
なぜでしょうか。
筋肉の発達が自然である
ステロイドを使っていなければ、筋肉はどんなにハードにトレーニングをしていてもなかなか大きくはなりません。
1kgの筋量を増やすのは、とてもとても大変なことなのです。
こちらは、シメオンパンダの各年の肉体の様子です。
たしかに変わってはいますが、不自然ではないことがわかります。
2006年以降に、急激にでかくなっていたらかなり怪しいですが、そんなこともありません。ただ10年以上、このクオリティを維持しているのはすごいですね。
遺伝的にも優れているのでしょう。
シメオンパンダの美しい肉体は、愚直にトレーニングを行い、食事管理を徹底してきた結果なのです。
ウエストが細い
シメオンパンダの肉体の特徴として、ウエストの細さが挙げられます。
他の部分の筋肉がかなり大きいのに、キュッとウエストが絞られているので、とてもかっこいいですよね。
このウエストの細さは、アナボリックステロイドを使用していると、実現しえません。
皆さんも見たことがあるかもしれませんが、アナボリックステロイドステロイドを使用すると、その影響で内蔵が肥大化し、脂肪をどんなに削ぎ落としても、お腹がボテッと膨らんでしまうからです。
シメオンパンダの細く、引き締まったウエストは、彼がナチュラルである理由のひとつとして十分なものでしょう。
ウソ発見器で試したけど問題なかった
シメオンパンダ自身、相当多くの人からお前はステロイドを使っているだろうとの批判を受けているようでして。
なんと自身の身の潔白を示すために、ウソ発見器を活用したことがあります笑。
ただ、侮るなかれ、使用したウソ発見器は実際に犯罪捜査の現場でも使われるようなものであり、精度はかなりのもの。
98%の確率で、ウソを見破ることができる代物だと言うのです。
質問は以下。
✓あなたはこれまでの人生で、ステロイドを使用したことがありますか?
✓あなたはこれまでの人生で、成長ホルモン剤を使用したことがありますか?
です。
当然、シメオンパンダは使用したことがない、と答え、ウソ発見器が下した結果は回答はウソではない、というものでした。
もちろん、2%はウソである可能性が残っていますし、こんなことしたところで、という議論はありますがシメオンパンダ自身が俺はナチュラルだと世間に強く主張したい思いの表れでしょう。
上記より、シメオンパンダはステロイドユーザーではない可能性が高いとのことです。
確かにお腹の膨張や、乳房の女性化といったステロイドユーザー特有の身体的特徴はシメオンパンダには見られません。
そして、どんなサプリや薬を使っているにせよ、シメオンパンダが陰で地道にコツコツとワークアウトを行っていることは紛れもない事実です。
シメオンパンダのトレーニング
次は、シメオンパンダのトレーニングに対する考え方をご紹介します。
シメオンパンダは、こんなことを言っています。
“I normally do a warm up set then go straight into lifting heavy. This has been the most effective way for me to pack on size.”
「俺は普段、高重量を持ち上げる前に、必ずウォームアップのセットを組むようにしてる。それが俺にとって筋肉を大きくする最も効率的なやり方なんだ。」と。
というわけで、ウォームアップは非常に重要視しているようですね。
また、ご存知の方も多いかもしれませんが、筋肉は、損傷を受け、それを修復しようとしたときに大きくなります。
なのでシメオンパンダは、筋肉に効率よくダメージを与えるべく、筋肉が負荷に慣れずに新しい刺激を入れるために、頻繁にトレーニングメニューを変えたり高重量に挑戦しているようです。
まぁ、言ってしまえば基本的なことですね。
ただ、こういった基本を、サボることなくずっと継続してきたからこそ、今のシメオンパンダがいるのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
個人的にはシメオンパンダは、特別なことはせず、華やかな人生には見えますがとにかく基本に忠実に愚直にトレーニングをしてきた努力家という印象を持ちました。
はじめは家でひたすらダンベル振り回していたと思うと、意外ですよね。
言い換えれば、誰にでもシメオンパンダのような肉体になるチャンスはあるということだと思います。
筋トレに興味がある人は、シメオンパンダのように今すぐダンベルを買いに行き、家でトレーニングを開始してみては?
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