フィジークみたいに、すらりと伸びた手足にしっかりと筋肉をつけたスタイリッシュボディもいいけど、そうではなくて、男たるもの究極にでかくなってなんぼだわ、というあなたであれば、この男を知っていることでしょう。
それがそう
カルムヴォンモガー(Calum Von Moger)です。
名前が呼びにくいですね。
オーストラリア出身の彼は、その肉体から巷ではあのシュワちゃんの再来と絶賛されています。
とにかくでかい。そして生き様も、声も男らしい。今回は男の中の男、カルムヴォンモガーをご紹介します。
カルムヴォンモガーの基本情報
まずは基本的なスペックから見ていきましょう。
○国籍
オーストラリア
○生年
1990年
○身長
188cm
○体重
111.1kg~115.7kg
ちなみに時期にもよると思いますが、腕回りが50.8cmあるんですって。
ぶっといですね。
カルムヴォンモガーの生い立ち
カルムヴォンモガーはオーストラリア、ジーロングという湾岸都市にて生まれました。終わることのないであろうトレーニングライフが始まったのは、彼が14歳の時です。
(若き日のカルムヴォンモガー)
その日、カルムヴォンモガーが兄に、ジムに行かないかと誘われたことがきっかけ。
家の近くにちょうど存在していたそのジムはけっして綺麗なジムではなく、古く、錆びたダンベルが転がっているような場所でした。
しかし、カルムヴォンモガーにとってはそれが全てであり、彼を魅了するに十分な設備でした。
ジムのオーナーは兄弟が放課後ジムに通えるよう、郵便受けに鍵を置いておいてあげたといいます。なんだか微笑ましいですね。
お察しのとおり、当時のカルムヴォンモガーの最大のライバルであり、目標は彼の兄でした。
当然兄の方が体は大きく、扱うウェイトの重量も大きかったわけで、負けたくないという気持ちが激しいトレーニング、あくなき高重量への挑戦を可能にしていたのです。
そういう意味ではトレーニングパートナーを見つけるのも大事かもしれませんね。
こいつには負けられんという気持ちがお互い芽生えれば、ともに肉体はみるみる変わっていくのでしょう。
カルムヴォンモガーはその他、Steve Reevesやシュワちゃんのドキュメンタリー、「Pumping Iron」にも大きく影響を受けたと言い、それらが基本に忠実な彼の愚直なトレーニングを導き、「クラシック」な彼の肉体のベースになっているようです。
カルムヴォンモガー、コンテストへ出場する
ジムでのハードなトレーニングを始めてから数年後、カルムヴォンモガーはローカルではあるものの、コンテストに出場しだします。
2010年、2011年といとも簡単に優勝すると、転機が訪れます。
世界的な大会、ジュニアミスターユニバースへの参加選手として、選ばれたのです。
そして見事、優勝。ますますトレーニングに熱が入るとともに、カリフォルニアはロサンゼルスに移り住むようになるのでした。
カルムヴォンモガ―のトレーニング
そんな彼の気になるトレーニングですが、基本的には週4回、とにかく高重量を扱うことを意識しているようです。
高重量低レップ。そしてセット毎に扱うウェイトを大きくするピラミッド方式。
これが彼のトレーニングの基本です。
メニューも、いたって正攻法。ベーシックなデッドリフト、ベンチプレス、スクワット、そしてベントオーバーロー。
肉体もクラシカルですが、やっぱりトレーニングメニューもクラシカルですね。
意外なのは、けっこう休日を重視していること。
界隈では週6なんてざらだと思いますが、カルムヴォンモガーは、トレーニングメニューや扱う重量を鑑みると、週3日はしっかり体を休めないとやっていけないみたいです。
それだけ一回一回のワークアウトの密度が濃いということでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もしあなたがフィジーク体型よりも更に大きく、強い体を目指すのであれば、カルムヴォンモガーはまさにお手本のような人物です。
もちろん、このサイズになるのは簡単なことではありません。
適切なトレーニングの仕方、タイミング、食事とサプリメントの摂取方法を愚直に追求して初めて、彼に近づくことができるのです。
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