デッドリフト、それは己との戦い。
目の前に佇む巨大なウェイトがついたバーベルと相対したとき、皆さんはなにを思うでしょうか。
ともすれば軽視されがちなデッドリフトですが、言わずもがな、ベンチプレス・スクワットと並び、いわゆるBIG3と呼ばれる王道のトレーニングメニューです。
ただ、ベンチプレスやスクワットと違い、あまり語られることないので、正直何kgを上げていければいいのか分からない方も多いと思います。
今回は、成人男性の「体重別デッドリフト平均重量」をまとめましたので、ご紹介します。
ご自身が目指すべきデッドリフトの重量も、明らかになろうかと思いますのでぜひ、参考にしてみてください。
そもそもデッドリフトとは
まずは、簡単にデッドリフトそのものについてご紹介します。
動作は極めてシンプル。バーベルを持ち上げて、下げるだけです。
(もちろん足幅やグリップ、肩甲骨の使い方等、フォームはめちゃくちゃ奥深いのですが、主旨がずれるので今回は割愛)
この動作がどこに効くのか、というと、想像つくかもしれませんが体の後ろ側です。
・広背筋
・背柱起立背筋
・大臀筋
・ハムストリングス
などなど、基本的には背面をまんべんなく、効率的に鍛えることができる種目ですね。
まだトライしていない人は軽い重量から挑戦しましょう。
あ、人間てこんなとこにも筋肉あるんだ、って思うと思います。
個人的には日常生活でなかなか鍛えにくい部分をデッドリフトで当てられると思っているので、翌日の筋肉痛は殺人的です。ご注意を。
成人男性の体重別デッドリフト平均重量は?
さて、本題です。体重だけでなく、トレーニング歴も加味し、分かりやすく表にまとめてみました。
それがこちら。(単位はkg)
体重 | 初心者 | 中級者 | 中上級者 | 上級者 | ゴリラ |
60 | 60 | 84 | 114 | 148 | 186 |
65 | 66 | 92 | 123 | 159 | 198 |
70 | 73 | 100 | 132 | 169 | 209 |
75 | 80 | 107 | 141 | 179 | 220 |
80 | 86 | 115 | 149 | 189 | 230 |
85 | 92 | 122 | 158 | 198 | 240 |
90 | 98 | 129 | 165 | 207 | 250 |
95 | 104 | 136 | 173 | 215 | 259 |
100 | 115 | 142 | 180 | 223 | 268 |
いかがでしょう。トレーニング歴のだいたいの目安は以下のとおりです。
・初心者
トレーニングを本格的に初めて1ー2ヶ月程度。正しいフォームで、ウェイトを上げ下げできる。
・中級者
継続的に、ジムへ行くことが習慣化し、だいたい半年くらいトレーニングをしっかりと続けている人。
・中上級者
(一気に変わりますけど)定期的にジムへ通い、それを少なくとも2年継続している人。
・上級者
5年以上、バーベルと向き合っている人。なので、このあたりはよもや簡単にたどり着ける境地ではないということですね。
・ゴリラ
ゴリラ。
(というのは冗談で、リアルなウェイトリフティングのプロの世界とお考えください)
ほんとのほんとのビギナーは、とりあえず自分の体重分のウェイトを上げることを目標にするといいと思います。
まとめ
以上が、成人男性における体重別デッドリフト平均重量となります。
いかがでしたでしょうか。意外と自分、いいペースで重量上がってきてるやん、と言う人も、やばい、体重分上げるのもきつい、という人もいるかと思います。
自分のペースで少しずつ上げていきましょう。
ちなみに初心者の方はやった瞬間気づくかと思いますが、デッドリフトは一歩間違えると即、腰が逝きます。
トレーニングベルトは必ず着用して、今日も頑張りましょう。
▼グローブもマストアイテムだよ▼
本気でボディメイクしたい人だけ見てください↓↓
アメリカの最新トレーニングを無料で体験しよう