筋トレ×ナンパ論

男として生まれたからには、為さねばならぬことがある

アトムでナンパした話

お酒が飲めるお年頃になった時、僕は初めてクラブへナンパをしに行きました。

 

場所は、渋谷にそびえ立つアトム。自分がナンパを始めるきっかけにもなったので、当時のことはよく覚えています。

アトムに限らず、まだクラブに行ったことがなくて、どうしようか悩んでいる人は、怖い場所でもなんでもないので、是非一度行ってみてください。価値観が変わるかもしれませんよ。

 

 

飛び込んだ異世界

一緒に行ったのは大学の友人たちでした。当初はよっしゃナンパするぜっていうモチベーションではなくて、純粋にクラブがどういうところなのか見てみたい、という好奇心から行く話になったように思います。こういう初めの一歩って非常に大事で、「クラブへ行くこと」に限らず、自分が少しでも興味のあることはとにかくまず「やってみる」ことが重要です。未体験のことを経験することは、人生を必ず豊かにします。

 

話が脱線しましたが、道玄坂を登り、僕たちはアトムの前へ到着するのでした。当時の僕たちにとっては、あのクラブやライブハウスが密集した通りはいささか治安が悪すぎたように思います。ややビビりながら、IDを確り持ってきたことを確認し、エントランスへ飛び込みました。いかつい黒人にボディチェックをされ、古びたエレベーターを登り、いざin。

 

鳴り響く爆音、楽しげですが、やや狂気を感じる若い男女、目に飛び込んできたのはまさに異世界でした。圧倒されました。多分、初めてクラブへ行く人は最初は圧倒されてしまうとは思います。そんなときは不本意かもしれませんが、お酒を飲むとどんどん楽しくなるので安心してください。

 

3つあるフロアを巡回する我々。まわりを見ていると、あることに気づきます。そう、いたるところでナンパが行われていることに。女性二人組(あるいは友達とはぐれた一人)が歩こうものなら、ハイエナのように秒速で男が群がる、まさに戦場でした。我々は今戦場にいる。ナンパ目的というよりは社会見学的な感じでしたが、酔っぱらいながらに戦わなければ、という使命感が我々にふつふつと沸き上がるのでした。

 

しかし女性に声をかけるなどしたことのない我々。そもそもどう話しかけたらいいのかも分かりません。クラブというところはとことん弱肉強食で、弱者に決して容赦はしません。踊る元気もなくなり、お酒も抜けてくると、自分はこんなところで何をしているんだろうという虚無感がやってきます。回りの楽しそうな男女が、ただのバカに見えてきてしまうんですね。今でこそ、クラブへ行くときはナンパという目的があるので、このモードには素面でもなりませんが、こう感じてしまうと途端にクラブが生産性が悪くて、至極つまらない場所のように感じてしまいます。だからこそ、初めて行く方はわりと酔っぱらってから行った方が楽しく過ごせるとは思います。

 

 

気持ちが折れそうなとき、僕の目の前にひとりの女性が現れました。ショートカットの、美しい女性。丸テーブルを挟み、お互いタバコを吸っている。絶好の位置関係。ここしかないと声をかけようとしたとき、先に声をかけたのはさえないリーマン風の男性でした。しょうがないか...と思いながらも、先を越されたことに悔しさを覚えました。

 

しばらく二人の様子を見ていると、会って10分くらいでなんと、キスしている。あまり衝撃的な光景に僕は思わず見入ってしまいました(気持ち悪い)。だけどおかしい。あの冴えない男はどこからどう見ても凄腕には見えない。

 

あの男だからキスできたんじゃない。あの女だからキスできるんだ。

 

と、そのとき確信しました。ど即系だろうがなんだろうが、結果を求めていた僕はここしかないと心を決めました。女性は飽きたのか、冴えない男のもとから立ち去ろうとしている。地下の洞窟っぽいフロアからメインフロアへ戻ろうとする彼女の手を、その日一番の勇気を振り絞って掴みました。

 

「めちゃくちゃタイプなんだけど、一緒に飲まない?」

 

酒にも逃げてる今思い出しても恥ずかしいオープナーで、オープン。近くで見ると本当に美人で、ドキドキしました。初めてきたクラブで、大学では出会えないような美しい年上の女性と、会話している。具体的になにがどう変わったかはわからないけれど、自分の中でぷちっと価値観が変わった瞬間です。彼女はアパレルで働く女性で、当然即はできなったものの、キスして連絡先だけ交換して、別れました、

 

まとめ

だらだらと書きましたが、要は下記を主張したい。

 

◇自分の知らない世界はいくらでも転がっている

結局、知り合ったアパレル子は後日準即しました。うぶだった当時の自分にとっては、初めてあった女性とその日にキスをし、次のデートで身体を重ねることができるという事実があまりに衝撃的でした。これが僕のナンパ始めたきっかけにもなりました。(即系だったので完全にリードされていたけれど)

 

こんな場所があって、こんな人もいる。きっとまだまだ我々には我々の知らないことがたくさんあります。賛否両論だとは思うのですが、ナンパをしていると、普通の人とは圧倒的に異なる体験ができて、そこな素直に良いところだなと感じてます。

 

もちろんナンパにこだわる必要はありません。なにか気になることがあればどんどん挑戦して、楽しい人生を送りましょう。