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マッスルマインドコネクションとは?トレーニングの質を最大限に高める

日々トレーニングを欠かさずに行っている皆様であれば、この言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

ーマッスルマインドコネクションー

 

略してMMC。でも僕はマッスルマインドコネクションと言いたいですかっこいいので。皆さんも明日から周りのたまにしかジムに行かないなんちゃってトレーニーたちに言ってやりましょう。

「それ、ちゃんとマッスルマインドコネクション意識してる?」

 

マッスルマインドコネクションとは

なんとなく想像できると思いますが、「刺激している筋肉を意識しながらトレーニングを行う」ことです。バイセップをやるときも、ただウェイトを振り回すのではなく、「今、私は二頭筋を動かしている。筋肉が収縮している」と己に語りかけるようにやるのです。実際にジムで語りかけるのは不審者扱いされるのでやめましょう。ただざっくりではダメです。筋繊維一本一本を意識しながら行いましょう。

 

脳と筋肉はやはり密接に関係していて、私たちが筋肉を動かすときには脳から指令が出て動かしています。この電気信号的な話は前回書きました。

 

muscle-pua.hatenablog.jp

 

これ同様で、マッスルマインドコネクションを意識し、脳と筋肉のコミュニケーションを活性化させることで、筋肉への負荷を最大限高めようということですね。

 

なぜマッスルマインドコネクションが良いのか

 まぁ容易に想像できることだと思いますが、当然のことながら、筋肉を発達させるには、その狙った筋肉にしっかりとピンポイントで負荷を与えることが重要だからなんですね。

 

皆さんはセットの途中、どのようなことを考えているでしょうか。シンプルにとにかくレップ数をあげること?もしそうであれば、マッスルマインドコネクション思考をもつことをおすすめします。とにかく1レップ1レップを大切にして効かせている筋肉を強く意識するのです。ここで問題となるのは多くのトレーニーが一度を考えるであろう、俺こんなに重いウェイトでトレーニングしてるぜどうだすごいだろう、っていう自尊心です。いやこれも決して悪い考え方ではないとは思います。どうせならでっかい直径のウェイトたくさんつけてベンチプレスしたいですからね。ただ、大胸筋を鍛えるはずのベンチプレスなのに、そのともすればエゴとも言える自尊心のせいで大胸筋にしっかりと効かせることができず、筋肉が効率よく発達しないようであれば、本末転倒です。

 

トレーニングを始めたばかりの多くの人々が、重いウェイト上げてる俺かっこいい病におかされ、そればかりに注力し、実際に一つ一つの筋肉がどう動いているか意識するという最も大切なことを忘れているように思います。先程も述べましたが、筋肉は重いウェイトを振り回すから大きくなるのではありません。ピンポイントにしっかりとした負荷を与え、収縮させることで大きくなるのです。

 

こう考えましょう。あなたは今の実力ではハードルが高い100kgのベンチプレスを8レップ、重いウェイトやってる俺ドヤ的な意味で行うとします。当然マッスルマインドコネクションもクソもなく、ウェイトの上げ下げで精一杯なので、大胸筋のみならず、三頭筋等その他筋肉を総動員してセットをこなすことになります。そうすると、大胸筋は60%しか使われず、あえてわかりやすくするならば、60kg(100kgの60%)の負荷にしかならないのです。そこで一旦エゴを捨てましょう。すこしウェイトを外すのです。大丈夫です。自分が思っているより誰もあなたのことを見てはいません。今度は90kgを8レップです。するとどうでしょう、先程よりも余裕が生まれ、かつマッスルマインドコネクションを意識することができます。俺は今大胸筋をいじめている。上げるたびにキマっている。下げるたびに悲鳴をあげている。このときあなたの大胸筋は80%稼働しています。つまり、72kg(90kgの80%)の負荷が大胸筋にかかっているのです。お察しの通り、100kgよりも軽い90kgのベンチプレスの方が、より大胸筋に効かせることができるのです。怪我の予防にもなって一石二鳥です。

 

さっそくやってみよう

コツは、ゆっくり動かすことかなと思ってます。本当に意識してやると、いつもの10レップが全く別次元の10レップになりますよ。我々に与えられた時間は有限です。限られたセットの中で、以下に筋肉追い込むことができるか。言い換えればジムにいる1時間をいかに有意義なものにできるか。マッスルマインドコネクションを意識して、トレーニングの質、生産性、効果を最大限に高めましょう。